山下凌 (左)
2014年入社
製造部 製造技術課
河瀬美姫 (中央)
2012年入社
技術開発部 研究開発課 研究開発チーム
石野敦士 (右)
2011年入社
大阪事業所 業務課 (生産管理担当)

株式会社 昭和丸筒/昭和プロダクツ 株式会社の未来を担う社員たちによるざっくばらんな座談会。技術、開発、生産管理といった各現場の観点から、企業の特徴、社内の雰囲気、そして昭和丸筒の未来までじっくり語っています。

和丸筒はチャレンジできる企業?

石野

今、私は生産管理担当として、材料の調達から生産工程の管理、そしてお客様へのデリバリーまでを担っています。昭和丸筒は、規模以上に多品種を扱っていて、私はそこに魅力を感じて入社しました。材料自体は紙と樹脂がメインですが、同じ材料を使っていても、多種多様な業界の製品を開発していることが特徴ですね。

山下

私が昭和丸筒に魅力を感じたのは、老舗であることです。創業92年目を迎える老舗のものづくり企業なので、古くからある機械の中には未だに現役で活躍しているものもあります。私は機械いじりが好きで、そのような古い機械から学ぶこともたくさんありますね。

河瀬

私は開発課で物性調査や品質検査を主に行っているのですが、どの部署も共通で自分がやりたいなと思ったことは、何でもやるチャンスがあるのが魅力ですね。新しい付加価値を考えて、生み出すことがこれからはもっと必要になるので、そういったチャレンジを認めてくれる環境に日々やりがいを感じています。

石野

とにかく若手が果敢にチャレンジしている印象ですね。先輩や上司が、若手がチャレンジできる環境を作ってくれています。もちろん苦労することはありますが、20代の技術者や研究者たちがチャレンジできるのはお互い刺激を与え合うことができて、モチベーションが上がりますよね。

和丸筒流のコミュニケーションとは?

山下

現場は年齢が近い若手社員が多いですね。あと昭和丸筒の特徴の1つとして、若い技術者同士はもちろん、上司や先輩たちと仕事終わりや出張の時に飲みに行くことが多いこと。

河瀬

若い社員同士で飲みに行くのはしょっちゅうですね。

石野

会社近くに居酒屋が何軒かあるので。部署の社員同士もそうですが、部署の垣根を越えて飲みに行くことも多いと思います。

河瀬

今の時代、若い人が先輩や上司と飲みに行かないと聞きますが、昭和丸筒の若い社員は飲み会が好きですね。そこが良いコミュニケーションの場になっています。 

山下

そうですね。プライベートの話もしますが仕事の話も多く、「こうしたらもっと良くなるのでは?」という話も、年齢やキャリアに関係なくざっくばらんに話せるのがいいですね。

石野

飲み会もそうですが、社員同士が高め合う機会として、最近大阪事業所で力を入れて取り組んでいるのが「小集団活動」。5,6人をひとグループとし、自分たちの取り組みを社内発信し、共有し、実践する活動をしています。

河瀬

小集団活動のような取り組みは、昭和丸筒では多くあって、私たちの部署では勉強会を開催しています。例えば、展示会に行ってきたら、その内容のレポート提出や報告会を行い情報共有を図っています。あと、月に2,3回社長や会長に出席いただき、社員たちの前で自分たちが取り組んでいる業務内容を発表しているのですが、普段なかなか社長や会長と接する機会はないので、刺激のある時間になっています。

山下

技術課ではテーマを1つ設定して、調べて発表しています。発表資料を通常業務をこなしながら作ることで、仕事に対する体力づくりにもなるし、河瀬さんと同じく自分たちのやっていることを周りに伝える良い機会になっていると思います。

100周年に向けて、自分たちがやるべきこと。

河瀬

昭和丸筒は、とにかく上司への相談がしやすいですね。あとは、女性も男性と同じように扱ってもらえるので、女性の技術者や研究者にとっても働きやすい環境だと思います。

石野

女性の視点が仕事に活かされることもありますね。検品業務や品質データの取得・分析は女性ならではの細やかな視点が必要です。さらに、しっかりとした裏付けのあるデータはお客様に納得いただけ、信頼獲得につながっています。私たちの会社には女性が活躍できる機会がたくさんあることを感じています。そう言った意味では、8年後の100周年の頃、私たちの世代がもっと会社を盛り上げて、さまざまな場面で多くの社員が活躍できる仕組みや機会を作りたいです。

山下

技術課もそうですね。自分たちが下の世代に技術や知識を伝承していきたいです。私自身もまだまだ勉強中なので、先輩や上司からどんどん技術や知識を吸収して、下の世代に影響を与えていきたいと思っています。

河瀬

誰に言われることなく、下の世代を引っ張り上げて盛り上げていこうという風土は、先輩たちを見て自然と受け継いでいるように感じますね。

石野

これから入社してくる社員たちの育成を私たちがしっかり行って、110年、120年につながるような流れを作っていきたいと思います。

和丸筒の未来は、ガッツで創られる?

石野

最後に、昭和丸筒に入社して欲しい方の話をしましょう。

山下

技術課としては、好奇心が旺盛な人。好奇心がなければ、「これに取り組みたい!」という意欲が湧いてこないと思うので。何にでも前向きに取り組める方が良いです。初めてのことや分からないことがあっても、周りがちゃんと教えてくれます。自分そうでしたし。

河瀬

山下さんの言う通りで、好奇心はとても大事。研究の原点みたいなものですし。とにかく仕事をしていたら失敗したり、うまくいかないことがあります。その時に必要なものは、一言で言うのなら、ガッツですね。

石野

ガッツは必要!

河瀬

例えば、納期に間に合わせる気持ちを最後まで後押しするのは、結局ガッツですよね。

山下

ガッツはいりますね。失敗したら当然めげることもあるので、くよくよせずに立ち直って行動できるガッツある人がいいですね。

石野

ガッツ。これに尽きますね。私も昭和丸筒では管理業務を担当していますが、もともと大学では化学の研究をしていて、マネジメントに関しては何も分かりませんでした。ただやることは違いますが、研究もマネジメントも共通点があるとすればガッツです。これさえあれば、どうにかなります。なので、ガッツがあって実行力ある人と働きたいですね。

山下

技術者や研究者には粘りが必要。やらされているというよりは、率先してやる感じ。そのために、本当にガッツが大切です。

石野

昭和丸筒にはさまざまなチャンスがあると思います。これから一緒に働く方には既存の枠に捉われずに、新しい風を吹き込こんで欲しいです。そう言った意味で求める人は、ガッツのある人。昭和丸筒なら、ガッツのある方をしっかり生かして未来につなげることができると思います。